白餅黒餅を発見!赤福とのちがいが気になって購入してみました

こんにちはginkoです。

以前は年に一度は訪れていたものの、コロナをきっかけに疎遠になっていた伊勢神宮。ふと、思い立ったが吉日ということで、数年ぶりにお伊勢参りをしてきました。

私は、とにかくお餅や団子が大好きで、あんこも大好き。
あんこは粒あん・こしあんどちらも好きですが、こしあんの方が断然好み。
要するに、私は赤福が大好きということです。

そんなわけで、伊勢に行ったら必ず赤福を購入しているのですが、今回、店頭で見たこともないものが置いてありました。

白餅黒餅

見た目は、こしあんで包まれている赤福を、その名の通り白いバージョンと黒いバージョンにした感じ。

「前からあった?気づかんかったよ?」と思いつつ、商品説明を見てみると、どうやら白餅のあんには白小豆を使用しており、黒餅のあんには黒糖が使われているとのこと。黒糖を使用したあんこはもちろん、白あんのこしあんバージョンも食べたことがなかったので、迷わず定番の赤福と白餅黒餅を購入して帰りました。

ちなみに、1箱あたり各種4個ずつ入った8個入りで1,100円、定番の赤福なら同じ8個入りが900円で販売されているため、少し高めの価格設定です(いずれも2025年6月時点の税込み価格)。

白餅黒餅はコロナがきっかけで誕生した商品

帰って公式サイトを調べてみたところ、白餅黒餅はコロナ禍がきっかけで誕生した商品だそうです。「世の中が暗い気持ちになる中、少しでも明るく前向きな気持ちになってもらえるようなことができないか」と考え、開発されたのだそう。白(餅)と黒(餅)の設定からパーケージデザインに至るまで、しっかりとした思いを込めてつくられており「だから赤福は長く愛されるんだな」と改めて気づかされました。

赤福とのちがいは?白餅と黒餅を食べ比べ

赤福の最大の特徴は、お餅に対してあんこの量が圧倒的に多いことではないでしょうか。もちろん、お餅も柔らかくてとても美味しいのですが、赤福餅の決め手はやはり「あん」なのかなという印象があります。

白餅のあんは、淡いクリーム色に近い色をしており、白小豆が使われていることからも、白あん風味を想像していました。ですが、実際に食べてみると、個人的には「白あんだ!」とは正直感じませんでした。

もちろん美味しいことには変わりはありませんが、目をつむって「これ赤福です」と言われて食べても気づかないかなと思います。

白あんは、原料に白小豆や白いんげん豆が使われることが多いそうですが、白餅に使用されているのは白小豆で白いんげん豆は入っていません。自分の記憶にある白あんの風味をあまり感じず、赤福(小豆使用)に似ていると感じたのは、これが理由かなと思います。

では、赤福とまったく一緒かといわれるとそうでもありません。赤福は「あともう少しで液体化するんじゃない?」といっても過言じゃないくらい、あんこがとてもサラサラ。

もちろん、これが赤福の魅力なわけですが、白餅は赤福に比べると少し濃厚で、あんの重みも感じられました。赤福はサラッと楽しめるとしたら、白餅は一つ一つを噛みしめて楽しめるという印象です。

黒餅はあんに黒糖が使われており、あんこと黒糖の組み合わせは、饅頭であるような「黒糖を使った素材(饅頭の皮)とあんこ」という組み合わせしか、経験がありませんでした。あんこそのものに黒糖が使われた和菓子は今回が初めてだったので、最初に抱いた感想は「そうきたか!」です。

味については、黒糖を使用していると知った時点でなんとなく想像できており、実際に口に入れてみると、確かに黒糖の風味がふわっと広がりました。ただ、黒糖の風味が完全に支配しているわけではなく、あんこの風味もしっかり感じられ、コク深い味わいを堪能できます

「黒糖とあんこはここまで合うんだ」と改めて気づかされた上に、あんこと黒糖の絶妙なバランスに「さすが赤福」と思いました。定番の赤福や白餅と比べると、黒餅は風味が全然異なりますが、黒糖に抵抗がないなら是非試して欲しい和菓子です。

3つを食べ比べて感じた違いを以下にまとめてみました。個人的には、タイプは違ってもどれも美味しく頂いたので、順位はつけれません(汗)。次行ってもまた2種類買ってしまいそう・・・。

赤福少しゆるめのサラサラなこしあん
白餅風味:白あん特有の風味は強くなく、赤福に近い
食感:赤福よりも重厚感がある
あんこの舌触り:滑らか
黒餅風味:黒糖由来の風味とコク深さがある
食感:赤福よりも重厚感がある
あんこの舌触り:滑らか

赤福の賞味期限は短い?

食品には「賞味期限」や「消費期限」が表示されており、農林水産業による違いは以下の通り。

消費期限:袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限
賞味期限:袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「おいしく食べられる期限
引用:消費期限と賞味期限|農林水産業

消費期限は、傷みやすい食品に表示されているとのことで、赤福にはこの消費期限が表示されています。公式サイトによれば、赤福の消費期限は「夏期(5月中旬~10月中旬)は製造日共2日間、冬期(10月中旬~5月中旬)は製造日共3日間」です。

実際に購入する際にも、店員さんに「○○日までですけど大丈夫でしょうか?」と確認されました。消費期限は安全に食べられる期限のため、期限内に食べきれる分だけ購入するよう注意が必要です。

とはいえ、今回まさかの新商品にテンションが高くなり、合わせて2箱の購入、しかもこの時期の期限は翌日まで・・・。店員さんに確認されても「大丈夫です!」と言って購入してしまいました(汗)。

食べ比べが出来て大満足でしたが、もちろん2日で食べきれるわけもなく・・・。ネットで調べてみたら、冷凍しても大丈夫そうでしたので、食べきれない分は冷凍にまわしました。

ただし、公式で伝えている方法ではないので、そこは自己責任で。

久しぶりの伊勢参りで気分転換できました

久しぶりの伊勢参りは、朝早くに家を出たこともあって、高速も渋滞にはまることなくスムーズに行けました。天候はイマイチでしたが、外宮と内宮の両方をお参りして、おかげ横丁などをプラプラして帰りました。

外宮では、前にテレビでみた「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい):神様に食事をお供えする神事」がちょうど執り行われており、貴重な経験ができて良かったです。内宮も、人がそこまで多くなかったため歩きやすく、ゆっくり敷地内を探索しつつお参りできました。

私は性格や体質上、あまり遠出をすることがないのですが、普段行かない所に行った際には、ご当地の何かを食べたり経験したいと常々思っています。なので、行った先の土産選びも楽しみの一つで、赤福のようにはなから好きなものはさておき、ご当地でしか買えない美味しそうなものを見つけるのが楽しみ。

最近は地酒に興味がわいており、結果としてお酒・つまみ、おかずに仕えそうな食材をよく購入している気がします。今回は、赤福の他に、三重県の地酒飲み比べセット、鳥羽でとれた魚の炙り焼きセット、伊勢うどん、味噌汁に仕えそうな海藻たちを買って帰りました。

酒は決して強くはないのですが、ちびちび嗜むのが楽しみで、なんか好きです。日本酒も飲みやすいか、クセが強くて飲みにくいかの違いしかわからない(汗)程度ですが、しばらくは三重県のお酒を堪能して楽しもうと思います。

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