苔デビュー!我が家にモスモス(苔トリ)がやってきた

先日誕生日を迎え、大学時代からの友人がプレゼントを贈ってきてくれました。
卒業と同時に住む地域が離れ、全然会えていないものの、互いの誕生日にプレゼントを贈り合うのが毎年恒例のようになっています。自分が贈る時も、今年は何にしようかと楽しみながら選ぶのですが、年を重ねるごとに、なんとなくお互い「癒しグッズ」を選ぶ傾向になってきました(笑)。
今年、もらったのは「苔トリ」。
陶器でつくられたトリの頭に、髪の毛のように苔がチョコンとのった「モスモス」というものだそうです。
モスモス?
説明書によるとモスモスは、栃木県の益子町で創作活動をされている陶芸作家の真山茜さんによる手作り作品だとか。素焼きの器に土とヤマゴケが植え込まれているそうです。
手作り故に、一つ一つのトリの表情や形が絶妙に異なっているそうで、私がもらったモスモスも非常に愛くるしい表情をしています。
モスモスをネットで調べてみると、ウサギやカエルなど、トリ以外の動物もあるみたいです。どれもキュートな作品ですが、その中でもトリのモスモスはポテッとしたヒヨコのようで、とてもかわいい。。。やはり「ウチの子が一番かわいい!」みたいなやつでしょうか。
かわいいだけでなく、頭にのった苔がまたシュールな感じでクスッと笑えるんです。何故、こんな所に髪の毛(苔)を生やさせたのか・・・。おちょぼ口にみえるクチバシとも相まって、なんともいえない不思議な魅力をはなっているではないですか。
こういうユニークな作品は、個人的にかなり大好物です。というわけで、完全に我が家の癒し枠に無事、収まりました。

手入れ(育て方)は簡単?
今回もらったモスモスは、大きいサイズと小さいサイズの2つセットで、陶器?の受け皿がついていました。大きいサイズでも手のひらに収まるくらいの大きさで、受け皿にセットしても場所をとりません。色合いも良いため、どこに置いても周りになじみそうです。
手入れ(育て方!)は説明書によると次の通り。
置き場所:風通しのいい明るい日陰(直射日光はダメ) 肥料:いらない 温度:寒さに強く、暑さに弱い 水やり:受け皿に水を溜めて吸わせる |
温度が高いと苔が蒸れて傷むため、直射日光や熱が当たらないように注意が必要だそうです。そのため、とくに夏は風通しの良さそうな涼しい場所を選んで置かないとモスモスが傷んでしまいます。
その一方で、水分と光があれば十分に育つために肥料はいらず、光は蛍光灯やLEDの照明でもOKだとか。自然の光(太陽光)でなくていいことに少しビックリしました。
水やりは、直接モスモスや髪の毛(苔)にかけるのではなく、受け皿に溜めておくだけ。水は「水道水だとカルキ成分が白い粉のようにモスモスにつく場合がある」とあったため、浄水ポッドの水を使うようにしてみました。
受け皿の水がなくなれば、水をつぎ足すだけ・・・。要するに「場所を取らない上に、暑さ(直射日光)に気を付けて水をやるだけ!」というわけです。
「なんて簡単!」と思っていたのですが・・・。
水、ものすごく吸います。吸って吸って吸いまくります。
開封した時は乾燥していたため、しょうがないと思っていたのですが、何日経っても水を吸って吸って吸って吸って・・・・。気づいたら、受け皿の水が無いのです。
めげずに水を与えた甲斐もあって、モスモスの血色(特に髪の毛(苔))はかなりよくなったような気はしています。はじめは、その辺の忘れ去られた雑草のような薄ら緑色だったのが、しっかりとした緑色に(どうやら乾燥で白っぽくなるらしい)。
ちなみに、苔は乾燥に強いらしく、水やりが間に合わなくても大丈夫だそうです。長期留守する場合も「乾燥させて涼しい日陰に置いておく」とのことで、多少色が悪くなっても、環境が良くなれば、下から緑色の苔が生えてくるとか。
なんて強い。
なので、受け皿の水は、あまり神経質にならなくても大丈夫そうです。それでも、出来るだけ見目美しいモスモスの方がやっぱりいいので、そのいい塩梅をみつけていきたいと思います。
苔の行く末が気になる
私は、苔について全くの初心者です。
今のモスモスで十分満足しているのですが、苔だって生き物。この先、頭の毛(苔)は一体どうなっていくのでしょうか。。。
縦に伸びるのか?
横にひろがっていくのか?
などなど色んなことが気になり、想像を膨らませています。

苔の成長を今後の楽しみに
モスモスをもらったことで、暮らしに癒しが加わった上に、今後の楽しみが増えました。
私はかなりインドアな性分のため、普段、生活必需品や本以外の目的で、買い物に出向くことがあまりありません。また、ネットでも基本、目的に対する検索しかしないため、こういう機会がないと、モスモスに出会うことはなかったと思います。プレゼントしてくれた友人に感謝です!
今しばらく苔の成長を見守りながら、今よりさらに可愛くあるいは面白くなってきたら、またブログで記録を残そうと思います。
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