【Kindle Unlimited 活用術】読み放題を120%楽しむおすすめの使い方

月額980円で500万冊以上が読み放題になるKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)。

「読み放題」という言葉に惹かれて登録したものの、「本当に元が取れているか不安…」「もっと有効活用する方法はないかな?」と感じていませんか?

実はKindle Unlimitedは、単に本を読むだけのサービスではありません。使い方を工夫するだけで、読書量を劇的に増やせたり、新しい知識・趣味を発見できる「最強の学習ツール」に変わります。

この記事では、Kindle Unlimitedを存分に楽しむための活用術を徹底解説します。単なるおすすめ本ではなく、読書ライフを豊かにする「賢い使い方」を学び、サービスの利用価値を引き出しましょう。

Kindle Unlimitedとは?

Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)は、Amazonが提供する月額制の電子書籍読み放題サービスです。

サービス概要

  • 月額料金: 980円(税込)
  • 対象タイトル数: 500万冊以上(和書・洋書含む)
  • 対象ジャンル: 小説、コミック(漫画)、雑誌、実用書、ビジネス書など、極めて幅広いジャンルが対象

Kindle Unlimitedの活用で知っておきたい3つのこと

Kindle Unlimitedを最大限に活用するために、まず押さえておきたい基本ルールとメリットは以下の3点です。

  • 読み放題の対象は常に変わる
  • 最大20冊まで借りられる
  • Kindle端末がなくてもOK

1:読み放題の対象は常にかわる

読み放題のラインナップは、頻繁に変動します。この入れ替わりは、「読もうと思っていた本が突然対象外になることがある」というデメリットである一方「常に新しい本と出会える」という大きなメリットでもあります。

また、入れ替わりがあることで、普段なら手に取らないジャンルにも気軽に挑戦しやすくなります。新しい知識やトレンドの情報収集、隠れた名作の発掘につながるでしょう。

2:最大20冊まで借りられる

Kindle Unlimitedで同時に借りられる本の最大数は20冊です。気になる本をまとめてストックしておけば、その日の気分やTPOに合わせて読む本を選べるため、次に読む本を選ぶ時間を短縮し、読書を効率よくできます。

また、同じテーマの本を複数借りて理解を深めたり、参考書や辞書代わりの本を借りて読書中の疑問点を解決するなど、学習ツールとしての使い方も可能です。

3:Kindle端末がなくてもOK

Kindle Unlimitedは、専用端末のKindleがなくても問題ありません。無料のKindleアプリを導入すれば、スマホやタブレット、パソコンなどどのデバイスでも読書が可能です。

また、同一アカウントであれば、利用できるデバイスの台数に制限もありません(※)。場所やシーンに合わせて使い分けることができるため、読書を習慣化しやすいでしょう。

(※)ただし、同時に同じ本をダウンロードできる数は6台まで

読書の質を高めるためのおすすめ活用術

Kindle Unlimitedで読書量を増やすだけでなく、その「質」を高めたいなら、以下の活用術を実践するのがおすすめです。

  • 試し読みより「立ち読み」で選別
  • Kindleアプリの便利機能を活用
  • 理解を深める「並行読書」

試し読みより「立ち読み」感覚で選別

Kindle Unlimitedは、気軽に試し読みができ、自分に合わない本はすぐに返却できる手軽さがあります。しかし、せっかくサービスを利用するなら、本は「試し読み」ではなく「立ち読み」の感覚で選別するのがおすすめです。

借りた本は全ページを読めるため、最初の数ページで判断するのではなく、まず「目次」を確認し、その中から気になる章をパラパラと読み進めてみましょう。冒頭の紹介文だけでは分からなかった、本当に有益な情報や、自分が求める深さに合った内容の本を見つけやすくなります。

(ここでいう「試し読み」は冒頭の数ページを読むこと、「立ち読み」は全体を軽く見渡すことを指しています。)

Kindleアプリの便利機能を活用

Kindleアプリには、読書の質を格段に上げる便利な機能が標準搭載されています。

1:ハイライト・メモ・しおり(ブックマーク)

Kindle書籍には、紙の本と同じように、気になる箇所や重要だと思う箇所に印をつけることができます。

  • ハイライト・メモ機能:該当箇所を長押ししてスライドするだけで、簡単に線を引いたり、メモを残せます。アプリ版なら、色(青、ピンク、オレンジ、イエロー)を選べるため、重要度に応じた使い分けが可能。(※雑誌など、ハイライトが使えない書籍もあります。)
  • しおり(ブックマーク):後でチェックしたいページがあれば、画面の隅をタップ(またはしおりマークをタップ)するだけでしおりがつけられます。

つけたハイライトやメモ、しおりは「マイノート」に一覧で表示されるため、後から確認したり、振り返る際の復習ツールとしても役立ちます。

2:デバイスの持ち替えに便利な同期機能

Kindle書籍は、同一アカウントで複数のデバイスによる利用ができ「最後に読んだページ」や「ハイライト」「メモ」などの読書状況は、その利用端末間で自動で同期されます。

これにより、例えば自宅のタブレットで読書を中断しても、外出先のスマートフォンですぐに続きを再開することが可能。シチュエーションに合わせてデバイスを持ち替えてもストレスがないため、切れ目のない読書時間の確保につながります。(同期できない場合は、アプリの設定画面を確認してください。)

理解を深める「並行読書」

同じテーマについて書かれた複数の本を、同時並行で読み進める「並行読書」。Kindle Unlimitedは最大20冊まで同時に本を借りられるため、この「並行読書」を実践するのにとても役立ちます。

一つのテーマを色んな角度から学ぶことで、内容をより深く理解できるでしょう。また、異なる著者や視点を比較検討する機会も生まれるため、自然と思考力や考察力の向上も期待できますよ。

ただ読むだけじゃない!読書以外のおすすめ活用術

Kindle Unlimitedは、500万冊以上という膨大なラインナップを誇るため、「本を読む」以外にも日常生活や自己成長に役立つ多様な活用方法があります。

特におすすめの活用術が次の4つです。

  • 流行やトレンドの情報収集に活用
  • 学習ツールとして活用
  • 新しい趣味の新規開拓やスキルアップに活用
  • 旅行ガイドツールとして活用

流行やトレンドの情報収集に活用

読み放題の対象には、ファッション誌、ビジネス誌、週刊誌、生活雑誌など、多くの雑誌が含まれています。

これらの雑誌を定期的に読むことで「今の時代や社会の動向」を手軽に把握できるでしょう。「最新のトレンドを知っておきたい」「話題についていくための情報だけをサッと確認したい」といった情報収集に非常に役立ちます。

学習ツールとしてスキルアップに活用

語学、プログラミング、簿記、金融、デザインなど、実用的な教本や参考書が読み放題に揃っています。「興味はあるけど、続けられるか不安」という分野でも、読み放題なら金銭的なリスクなく始められ、新たなスキルアップのきっかけにつながるかもしれません。

また、初心者向けの入門書が多く含まれているため「特定の分野を学び直したい」ときや「基礎を固めたい」ときに最適な学習ツールとしても活用できます。

新しい趣味の新規開拓に活用

Kindle Unlimitedの読み放題では、旅行、料理、DIY、写真、手芸など、多様なジャンルの実用書やハウツー本も読み放題の対象です。普段書店では手に取らないようなジャンルでも、無料で借りて読んでみることができるため、新しい趣味や興味を見つけるのに最適。

Kindleアプリの対象本リストを眺めるだけでも、思わぬ新規開拓のヒントが見つかり、「学び」よりも「楽しみ」を増やしたい時に役立ちます。

旅行ガイドツールとして活用

Kindle Unlimitedには、旅行のガイドブックも対象に含まれていることがあります。

旅行前に、行きたい観光地やご当地グルメの情報をダウンロードしておけば、重いガイドブックを持ち歩く必要がありません。スマートフォンやタブレットでいつでも確認できるため、移動中や現地での情報確認ツールとして非常に便利です。

注意点:ガイドブックは対象が入れ替わる可能性があるため、利用する際は、旅行期間中に読み放題から外れないか確認しておきましょう。)

私が実践するKindle Unlimited活用術

私自身もKindle Unlimitedを愛用しており、単なる読書だけでなく、スキルアップや情報収集など様々なシーンで活用してきました。ここでは、私が実際に使っている具体的なシーンをいくつかご紹介します。

  • どうにもならない時間やスキマ時間の穴埋め
  • 料理のレパートリーを増やす
  • 紙媒体書籍を購入する前の試し読み

スキマ時間やどうにもならない時間の穴埋め

まとまった読書時間を取るのが難しい私は、空いたスキマ時間を積極的に活用しています。

特に役立ったのが「予測できない待ち時間」。病院や役所での待ち時間など「何もすることがないけれど、いなくちゃいけない」という”どうにもならない時間”は、無駄にしてしまったような気分になります。

この経験から「いつでも読める状態」を常に確保するようにしました。タブレットや専用端末を持ち歩かない日でも、必ずスマートフォンに小説やエッセイといった読みやすい本をダウンロードしておき、不意打ちのスキマ時間も有効活用しています。

料理のレパートリーを増やす

毎日の献立に迷ったとき、ネット検索でヒントは得られますが、その場限りで終わってしまいがちです。Kindle Unlimitedの対象には、有名な料理人や専門家のレシピ本が多く、プロの技をみることが可能。

私自身、様々なレシピ本を読んで、料理の技を磨いたり、レパートリーを増やすのに役立ています。同じレシピを複数の本と比較して作りやすそうな方を選ぶことも。

紙媒体書籍を購入する前の試し読み

参考書や美術書など、内容やレイアウトの都合上、電子書籍よりも紙媒体のほうが読みやすいと感じる本があります。しかし、紙の本は場所を取る上に、購入後に「思っていた内容と違った」場合はより痛手に感じるでしょう。

そこで私が実践しているのが「購入前の最終チェック」としての活用です。

紙で欲しい本がある場合、まずはその本がKindle Unlimitedの対象になっているかを確認する習慣をつけています。運良く対象になっていれば「ひとまずKindle Unlimitedで全ページを試し読み」

これにより、購入前に内容を確認でき「買って後悔する」という失敗を大幅に減らせるため、特におすすめの活用方法です。

Kindle Unlimitedは読書生活を豊かにするツール

Kindle Unlimitedは、月額980円という手軽さで、多くの人の読書生活を少しでも豊かにする、価値あるツールです。

本の好みや読書スタイルは人それぞれですが、このサービスを賢く活用すれば、「読む量」だけでなく、「読書の質」も大きく高めることができるでしょう。

もし読書を習慣にしたい、あるいは新しい知識や楽しみを発見したいと考えているなら、Kindle Unlimitedの無料体験から試してみてはいかがでしょうか。

Kindle Unlimitedの無料体験を試すならコチラから

また、別記事では私が利用して感じたKindle Unlimitedのメリットやデメリットを綴っています。良かったらそちらも参考にしてみてください。

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